医師転職サイトの仕組みはどうなっているのか

医師転職サイトの仕組みはどうなっているのか

2018/9/13 更新

仕組みを知れば安心できる

医師転職サイトの仕組みはどうなっているのか

転職を考える医師が今、多く利用しているのが転職サイトです。 転職サイトに登録するとコンサルタントが転職に対するアドバイスをしてくれるだけでなく、求人情報を提案してくれ、面接にまで同行してくれます。 しかもこれらは全て無料で行ってくれるのです。 普通に考えると、どうして無料でそこまでやってくれるのか、また本当に正しいサポートをしてくれているのか、不思議に思うはずです。 これらは転職サイトの仕組みが分かれば全て理解でき、転職の際には利用しようと思えるでしょう。 転職サイトの仕組みについてご説明します。

 

転職サイトの運営方法

一般的に転職サイトは、人材紹介事業を展開している企業によって運営されています。

医療機関からの医師求人情報をサイトに掲載し、その一方で医師の登録者を募っています。

登録医師の経歴やスキル、希望条件などと医療機関からの求人情報を照らし合わせ、双方の要望が合致した場合には登録医師に対して求人情報を提案します。

登録医師が医療機関に採用が決まって入職すると、医療機関から報酬を受け取る仕組みになっています。

すなわち、登録医師が医療機関に採用され、成功報酬を受け取ることで事業が成り立っているのです。

転職サイトは成功報酬を受け取るために、登録医師の転職に際してのアドバイスやサポートをし、医療機関に対しては掲載する情報に対するアドバイスなどを行なっています。

コンサルタントには遠慮せずアドバイスを求めよう

転職サイトに登録すると、コンサルタントが転職に関するあらゆることでサポートやアドバイスをしてくれます。

これらが無料であるゆえに、あまり多くのことの依頼や相談はしづらいと感じるかもしれませんが、転職を成功させるための依頼や相談であれば、遠慮する必要はないのです。

転職サイトは登録医師の転職が成功した場合にのみ報酬を受け取るので、転職が成功しないと意味がありません。

つまり転職を成功させることは、コンサルタントや転職サイトの目標でもあるわけです。

その目標を達成するためにサポートやアドバイスをしているのですから、何も遠慮する必要はないのです。

転職サイトの収益の仕組みは医師にとって有利

上記のように、転職サイトは医師の転職が成立した時にのみ報酬を受け取れることになっています。

それゆえに極力不採用にならないようにサポートしなければ、利益が発生しないことになります。

また報酬額は転職サイトにより違いはありますが、一般的に入職した医師の年収のおよそ20%程度と言われています。

年収1000万円で採用されれば、200万円の報酬を受け取る計算になるわけですが、これが1500万円で採用されれば、報酬額は300万円となります。

すなわち医師が高い年収で採用されるほど、報酬額も増えることになるのです。

これらは転職サイト側の都合ではありますが、結果的に転職を考える医師にとって有利に働きます。

コンサルタントは、少しでも高い年収で採用されるよう、必死にサポートするのですから、決して医師にとっても悪い仕組みとは言えません。

転職サイトが利益優先で行動しても意味はない

転職サイトの報酬が、医師の転職が成功した場合に限って発生するとすれば、コンサルタントが強引に医師を納得させて、希望条件に沿わない医療機関に転職させようとするのではないかとの疑念が湧くかもしれません。

しかし、もし強引に転職を進めても、転職した医師がすぐに退職してしまうと、報酬の多くを返さなくてはならない契約になっている場合がほとんどです。

これでは転職サイトは利益になりません

転職した医師には勤務し続けてもらわなければならないのです。

そのためには医師の希望条件に沿った求人情報を紹介する必要があり、強引に納得させても無意味です。

またコンサルタントも無理な転職を成立させることにはリスクを感じるはずです。

転職サイトが自社の利益を優先して、希望条件に沿わないような無理な転職をすることには意味がなく、かえって登録医師や求人を出している医療機関からの信頼を失うことにつながりかねないことが分かるでしょう。

転職サイトがこのような行動を取ることは考えにくいのです。