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医師の転職は比較的オーソドックスなものになりつつあります。 しかしながら、それでもやはり転職したものの決して成功とはいえない失敗例も多くあります。 ここでは転職が成功とは言えない幾つかの例から、転職時に必要なチェックポイントをご説明しましょう。
それまでの医療機関の年収があまり高くなかったことから、年収アップを約束してくれた医療機関に転職しました。
当初思っていた以上の金額がアップしたため、頑張ろうと思っていましたが、実際に勤務が始まってみると、話していたより当直が多くなり、当直明けの勤務も頻繁にあります。
疲れきってしまって、このままでは体調を崩しかねない状況です。
院長に話をしても、非常勤当直医は今日は来ないなどの説明しかありません。
勤務条件については口約束だったので契約書も交わしておらず、言った言わないの口論になるだけです。
今ではスタッフも先生に頼ってきてしまっています。
年収は予想外に上がりましたが、このままの状態での勤務は続けられず、再度転職を考えています。
このケースでは年収を含めて、詳しい勤務条件を契約書にしておくことを怠ったのが原因と言えます。
転職する際には、必ず詳しい勤務条件についての契約書を交わしておくべきです。
その先生は非常に優秀で、オペ経験も豊富であるだけでなく、専門医資格も早い段階で取得していました。
しかしながら現在の勤務先の年収には不満があったため、転職を考えることにしました。
希望しているのは専門医資格を活かせる医療機関で、年収も今の年収プラス500万円を考えていました。
体制や姿勢などに好感が持てる医療機関に面接に行き、院長や理事長からも是非勤務して欲しいと言われました。
しかし年収額は今の年収プラス200万円しか出せないと言われ、結局断られました。
そのため勤務条件がやや劣る他の病院に転職しましたが、年収は元の医療機関プラス200万円です。
つまり、最初に面接に行って断られた医療機関と同額です。
転職に際しては、年収だけを追い求めてはいけません。
医療機関の体制や姿勢、待遇なども含め、トータルに判断すべきです。
ある医療機関で比較的長く働いている先生は、今の勤務先に取り立てて不満があるわけではありませんでした。
しかし、偶然目に付いた転職サイトに出ていた医療機関の求人に興味を持って連絡してみたところ、是非気楽にいらしてくださいと言われました。
行ってみると院長は気さくで気が合いそうな人物です。
もし勤務してくれるなら今の年収プラス100万円を支給、ただし勤務は今から5か月以内にすることが条件と言われました。
迷った先生は、今の勤務先の上司にそれとなく退職するならどれくらいの期間がかかるかを聞いてみると、最低でも半年かかること、そして退職するつもりなのかと疑われました。
結局転職もできず、勤務先の上司からの厳しい視線に耐えながら働いています。
転職は医師としてのキャリアプランを構築した後に、それに沿って行うものです。
目標を定めない転職はキャリアを汚すだけでなく、将来的にはマイナスに働くことも多くあります。
また転職に伴う退職も細心の注意と配慮で行うべきです。
安易な行動は、マイナスにしか働きません。
その先生は過去に一度だけ転職を経験していました。
その転職は知り合いの紹介であったため、細かな待遇などには不満もありましたが、面接もいかにも面接という堅苦しいものでなく、雑談的に話しただけで採用になりました。
その転職先で経験も積み、年齢的にももう少し重要なポストに就いてもいい頃だと考え、別の知り合いに転職先を探してもらいました。
医療機関からは、とりあえずいらしてくださいと言われたため、雑談をする程度だと思って訪問したところ、理事長と院長、事務長の三人の面接になってしまいました。
三人から、ここでやりたいことはどんなことか、どういう貢献ができるのか、など問われましたが、雑談だと思っていたため、その医療機関のことは何も調べておらず、答えることができません。
結局、採用は見送られることになってしまいました。
面接と言われていなくても、訪問するなら面接と同じです。
必ず面接先についてできる限りの情報を収集し、自分はそこで何をしたいのか、何ができるのかなどを考えておくべきです。
また知り合いの紹介は有利なように思われますが、細かな条件面での交渉はしづらく、また双方の意志伝達も難しいため、このような問題が起きてしまいます。
転職サイトを活用すればこのようなこともなく、コンサルタントが細かなアドバイスをしてくれますので安心です。