医師が転職先を決定するためのポイント

医師が転職先を決定するためのポイント

2018/9/14 更新

転職先選びに必要な条件

医師が転職先を決定するためのポイント

医師が転職を考えるに至った原因は色々あるはずです。 年収が不満であったり、忙しすぎるためにもう少し休みたい、専門医資格所得をバックアップして欲しいなど、医師によって様々です。 しかしながら、多くの転職先候補の中から最終的に転職先を決めるために抑えておかなければならないポイントはそれほど多くないはずです。 転職先候補の中から、どのような視点で医療機関を選べば良いのかをご説明しましょう。

 

年収

多くの医師が最も不満に思っているのが年収です。

日頃、朝から夜遅くまで働き、なおかつ当直やオンコールなどでゆっくり休みこともままならないにも関わらず、年収が低いことに納得できていない医師がほとんどです。

経験やスキル、専門医資格などに応じて、標準的な年収額はある程度想定できますが、勤務の忙しさから考えると、現実的に標準額にまで達していないと感じる医師が多いのが現状でしょう。

しかしながら年収額が標準よりも高い求人には必ず何らかの理由があるので、注意する必要があります。

勤務時間や休日、勤務体制などから試算できる総勤務時間

年収とも関連してくる項目ではありますが、一日の勤務時間はどの程度であり、週のうち何日位休むことができるかなどの総勤務時間は、今まで激務であったことからも多くの医師が気にするポイントです。

また当直やオンコールなどはどのような体制になっているのかも勤務時間に大きな影響を及ぼすため、この点も必ずチェックしておきたいポイントです。

資格やスキル、経験を得られるかどうか

医師のキャリアにとって重要なのが専門医や認定医資格です。

転職先の医療機関が、これらを取得するために必要な症例数が確保でき、学会などにも参加できる体制になっているかどうかは、必ず確認しておかなければなりません。

また研修医にとっては、その医療機関が臨床研修指定病院に指定されているかどうかは非常に重要なポイントです。

職場の雰囲気

例え年収が高く、勤務時間も長くないなどの好条件が揃っていても、職場の人間関係が良くなければ、勤務を続けることは苦痛です。

職場の人間関係が悪い場合は、必ず職場の雰囲気に現れます

そのため、必ず転職先を訪問し、職場の雰囲気を見るようにしましょう。

スタッフとすれ違っても挨拶もない、スタッフ同士がギスギスしているなどの場合は、人間関係が良くないと判断できます。

このような雰囲気の職場では長く勤務することは難しいと言えます。

医療機関の立地や通勤のしやすさ

転職先候補が大規模病院や地域の中核病院などの場合を除く、中小病院やクリニックなどであれば、患者層はその医療機関がある立地により決まってきます。

中小病院やクリニックは地域密着型の医療機関であり、患者はほぼ周辺住民であるからです。

そのため転職候補先の立地や周辺環境はある程度把握しておくべきでしょう。

また、長く勤務することを考えると、自宅から通勤しやすい場所であるかどうかも事前にチェックしておきたい項目です。

もし車通勤であれば、駐車場があるか、朝の渋滞しがちな時間帯はどの程度の所要時間が掛かるのかも把握しておきたい事項です。

コンサルタントにもアドバイスをもらう

思い描いていたイメージに近い転職先が見つかると、誰でも油断してしまい、チェックしなければならないポイントを見逃してしまいがちになります。

自分ではしっかりとチェックしていたつもりでも、抜け落ちてしまうこともあります。

そこで転職先候補が決まった時点で、転職サイトのコンサルタントに、客観的な事実として転職先に相応しいかどうか、また転職サイト登録時に伝えていた希望条件から外れていないかなどのアドバイスをもらうようにしましょう。

コンサルタントなら、無意識に妥協してしまっていた条件も把握しているはずです。

客観的なアドバイスを受けて、転職先として決めてしまって良いかどうかを総合的に判断すべきでしょう。