女性医師として仕事も人生も充実させる転職

女性医師として仕事も人生も充実させる転職

2018/10/1 更新

国が取り組む女性医師の勤務環境づくり

女性医師として仕事も人生も充実させる転職

近年は女性の社会進出が著しく、医師の世界でも同様です。 厚生労働省の報告では、平成24年度には19.7%が女性医師であり、医学部に入学する女性はおよそ3分の1にものぼります。 この傾向は今後も続くことが予想されています。 それだけ女性医師が増えてきているにもかかわらず、女性が抱える大きな悩み、すなわち出産や子育てということに対する配慮はまだまだできていないのが現状です。 このような環境の中、女性医師はどうやって仕事と人生に立ち向かっていけば良いのでしょうか。

 

女性医師の雇用とM字カーブ

厚生労働省が平成22年に実施した病院における必要医師数実態調査によると、男性医師は79.6%が正規雇用ですが、女性医師の正規雇用は71.4%と開きがあります。
また平成18年度厚生労働科学研究「日本の医師需給の実証的調査研究」によると、女性医師の就業率はM字カーブと言われるグラフ曲線を描いています。
これは医学部卒業後から下がっていき、卒業して11年後の36歳で76.0%とグラフの最下部になり、その後少しづつ回復していくため、グラフはM字カーブを描いています。
女性医師が休職および離職した理由も調査されていますが、出産は70%、子育ては38.3%と圧倒的に多く見られました。
これらの調査研究を合わせて考えると、明らかに女性医師は出産や育児などがあるため、正規雇用が少なくなっていると考えられます。

多くの医師が希望している勤務条件

厚生労働省が臨床研修医を対象にして、子育て中の勤務に必要なことを調べた結果、最も多かった回答が「職場の理解・雰囲気」で、次が「短時間勤務制度」、「当直や時間外勤務の免除」などと続いています。
すなわち、これらが整えば勤務できると訴えているわけです。

女性医師が働きやすい環境づくり

しかしながら今後の社会にとって女性医師の活躍は必須であり、国も重い腰を上げつつあり、「医療機関における環境整備の進め方」をまとめました。
その内容としては、医療機関全体の理解を進め、相談窓口などを設ける、勤務体制を整備する、診療体制を整備する、保育環境を整備する、復職を支援するなど、多岐に渡っています。
医療機関での環境づくりだけでなく、大学や学会、医師会、臨床研修制度、専門医制度、各都道府県、国での取り組みもまとまられています。
すなわち、医師が希望している勤務条件のみならず、国全体として取り組んでいく姿勢を見せているのです。

女性医師の働き方に対する意識の変化

以前の女性医師は、常勤医師として働きながらでも、家事や育児も全部こなすべきという意識を持っているケースが多く、それができないから休職する、もしくは離職する場合が多く見られました。
しかしながら近年ではこのような働き方や生き方を否定し、うまく両立できる働き方をしようと考える女性医師も増えてきています。
これは、どちらが良い・悪いの問題ではなく、人としての生き方の問題です。
どのような形であれ、女性医師が医療の現場で活躍できるようになれば、医師不足の社会に大きく貢献できるはずです。
国も女性医師が働きやすい環境づくりに取り組んでいますので、十分期待できるのではないでしょうか。

転職サイトの有効的活用

国の取り組みに呼応するだけでなく、医師不足が切実な医療機関では、色々な要望に応じた勤務体制に取り組もうとしつつあります。
このような医療機関の求人情報は転職サイトであれば比較的見つけやすく、コンサルタントが勤務体制について、医療機関と交渉もしてくれます。
週の勤務日数だけでなく、休日の設定や勤務時間の設定なども交渉できる求人情報もあります。
また子供の送り迎えに必要な自動車通勤などの交渉が必要になる場合もあるでしょう。
自分自身の勤務についての条件交渉を自分ですることは難しく、コンサルタントが代わって交渉してくれるため、条件も全て話すことができるはずです。
転職サイトを活用し、女性として、医師としてのキャリアを存分に活かしてください。