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引き継ぎにはコツがある
入院患者を担当している医師が退職する場合には、後任の医師に患者の状態や治療方針などをしっかりと引き継ぎしておく必要があります。 また患者自身も突然担当医師が変わると戸惑ってしまいます。 医師として、しっかりとした引き継ぎを行うのは、患者に対しての義務であり、医療にかかわる者としての義務です。 そのためにも引き継ぎはスムーズに実現し、退職日までに終わらせるようにしておきましょう。
退職日が決まると、それまでに終わらせなければならない引き継ぎ事項が膨大に出てきます。
退職する医師だけではなく、後任医師も理解しなければいけない事や、やらなければいけないことが膨大で、引き継ぎをする予定さえ合わせられないこともあるはずです。
引き継ぎを進めるにあたっては、後任医師だけでなく、看護師など周囲のスタッフにも協力してもらうとスムーズに進みます。
引き継ぎをするということは、退職することがスタッフにも知られているということです。退職していく人のためにあまり積極的に協力したくないと思うスタッフもいるかもしれません。
しかし丁寧な引き継ぎは患者のためです。そのことを説明し、協力してもらうようにしましょう。
また引継ぎが遅れるとせっかくの転職も先延ばしになりかねません。周囲のスタッフともコミュニケーションをとって効率よく引き継ぎを進めてください。
後任の医師と引き継ぎをするとしても、患者一人一人の正確な診療データは必要です。
今後、後任医師が参考にする場面もきっと出てくるはずです。
そのためにも診療記録は誰が見ても分かるよう、正確に整理しておくようにしましょう。通院治療を受けている患者の通院スケジュールや毎回の診療状況などはわかりやすく整理しておいてください。
患者は医師が交代しても同じ病院に通っている以上、自分の症状や診療に関しては、後任医師も把握していると考えるのが当然です。患者に同じ説明を繰り返させずに済むよう、正確に診療記録を整理しておきましょう。
また診療記録だけでは不十分であると感じる長期入院患者や気になる症状の患者については、別資料として引き継ぎ書を作成しておくことも有効な手法となります。
担当の患者の中には、長期にわたって治療を受けている人もいるはずです。
このような場合、いきなり担当医師が退職してしまうと、患者は大きな不安を感じてしまいます。担当医師が変わることは止むを得ませんが、少しでも患者の不安を和らげるための配慮が必要です。回診や診察の際などに退職で医師が変わる旨を早めに伝えておきましょう。
入院患者の場合には、後任医師と一緒に挨拶に行くと患者も安心するでしょう。
また患者によっては、退職する医師による継続治療を望む場合もあります。
医師にとっては信頼を寄せてくれていることの証明ですので、うれしい限りでしょうが、転職先を伝えることは医療機関との契約上、不可能です。そのため、退職する医療機関での継続治療を説得するか、それが不可能な場合には別の医療機関への紹介状を作成するなど、サポートをする必要があります。
転職先への着任日が決まっている場合には、その日までに退職を完了しておかなければなりません。
退職が遅れて着任日に出勤できないと、転職先にも大変な迷惑が掛かってしまいます。万が一、退職日が遅れるようなら、速やかに連絡する必要があります。
そうならないようにするためにも、引き継ぎは少しでもスムーズに進むよう配慮しなければなりません。
また、退職日までに後任医師が決まらない場合も少なからずあるでしょう。その場合には、診療記録を分かりやすく整理するだけでなく、追加資料なども添える工夫をして、患者の負担にならないようにするべきです。退職日まではその患者の担当であることを覚えておいてください。