非常に楽な寝当直という医師のアルバイト

非常に楽な寝当直という医師のアルバイト

競争率の高いアルバイト

非常に楽な寝当直という医師のアルバイト

医師は色々な形で医療機関でのアルバイトをこなすケースがあります。 常勤医師であってもスポット医師として勤務したり、スケジュールさえ合えば非常勤で勤務する場合もあります。 そんな医師のアルバイトの中で、特に楽だと言われているのが寝当直というアルバイトです。 寝当直とはどのようなアルバイトなのでしょうか。 またどのように探し、探す際の注意点などはあるのでしょうか。

 

寝当直アルバイトとはどのようなものか

そもそも寝当直という分野の医師のアルバイトがあるわけではありません。

実際には当直のアルバイトということになります。

当直のアルバイトは、勤務先によって非常に忙しいところや、ほとんど何もしなくて済んでしまうところもあります。

これらは医療機関によって異なり、救急を受け入れている場合や容体の急変しやすい重症患者などが入院している場合などは、当直医師も非常に忙しいことがほとんどです。

救急も来ず、重症患者も入院していない医療機関で当直をする場合、何もせずに当直が終わってしまうこともあります。

一般的に当直医師は、診察や治療など何らかの医療行為をするまでの間は、何をしていても自由です。

連絡があるまでは当直室で仮眠していても、一晩中TVを見ていても問題ありません。
連絡があった際にすぐ対応できれば構わないのです。

そのため当直のアルバイトとして勤務したが、全く何も起きなかったため、一晩中ぐっすり眠れることもあります。

この場合の当直業務を寝当直と呼びます。

寝当直は一般病棟や精神科など、容体が急変する可能性の高い重症患者が入院することがない医療機関の当直勤務で寝当直になりやすいと言われています。

寝当直アルバイトの利点

寝当直は何もしなくて済む可能性が高い医師の当直アルバイトですが、内科系と外科系で給料は異なるケースがほとんどです。

内科系では多くの場合、一晩あたり30,000円程ですが、外科系では50,000~60,000円程と高額な傾向があります。

ほとんど何もしなくて済む可能性が高いわりに高額な給料になっています。

寝当直にはもう一つメリットがあります。

それは当直の時間を自由に使えるため、普段できない勉強などの時間に充てられるということです。

医療機関では多くの場合色々な学術書や研究会などの書籍類を揃えています。

これらを時間の許す限り自由に読むことができます。

特に普段忙しい若手医師の場合、自分の勉強に費やす時間も無いため、非常に貴重な時間と言えます。

つまり、給料をもらっていながらも、自分のための勉強もできるのです。
もちろん普段忙しい医師が、身体を休めるタイミングとして利用することもできるでしょう。

寝当直アルバイト探しの注意点

では寝当直アルバイトを探す際にはどのようなことに注意しておけば良いのでしょうか。

まず寝当直との区分でアルバイト医師を募集していることはありません。

当直の区分で募集している中から探すことになります。

当直のアルバイトの中で、一般病棟だけしかない場合や精神科病棟だけしかない場合には寝当直の可能性が高くなります。

また救急受け入れ態勢を取っている医療機関での当直は、非常に忙しくなってしまう可能性が高いため、避けるべきです。

日によっては次から次へと救急患者が運ばれてきて、その対応に大忙しとなってしまいかねません。

そもそも当直アルバイトは、暇であっても忙しくても給料は変わりません。

救急患者がどんどん運ばれてきて必死に対応しなければならなくても、寝ていても給料は変わらないので注意が必要です。

当直医師を確保するため、医療機関では求人情報に寝当直の可能性が高いことを記載している場合もあり、このようなケースは狙い目と言えます。

記載がない当直の求人情報から寝当直になる可能性が高い求人を見抜くのは非常に難しいでしょう。

しかし、求人先である医療機関を見に行くことができるのであれば、実際に足を運んで医療機関の環境などを見ておくことで、寝当直になる可能性が高いかどうかを判断することができます。

寝当直アルバイトの探し方とは

上記のように、寝当直アルバイトは医師にとって非常に魅力的なアルバイトです。

寝当直になる可能性が高い求人情報が出ると、すぐに定員が埋まってしまいます。

そのため、寝当直アルバイトに就くためには、求人情報を常にチェックしておく必要があります。

しかしながら忙しい医師が求人情報を常にチェックすることなど不可能です。

このような際に有効なのが医師に特化した転職サイトに登録することです。

転職サイトに登録し、コンサルタントに寝当直になる可能性の高い求人情報を教えて欲しい旨を伝えておくと、医師に変わってチェックし、コンサルタントから提案してくれます。

この方法であれば、求人情報のチェック漏れにはなりません。

また、医師の経歴やスキル、希望条件などを事前にコンサルタントに伝えているため、医療機関の希望と合致する場合は、求人情報をオープンにする前に医師に打診をしてくれるケースもあります。

転職サイトにはこのような活用方法もあるのです。