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医師が転職する際、応募した医療機関に対してアピールしようと考えることは、医療知識や経験、スキルなど、医療分野に関してのみのことでしょう。 もちろんそれは必須であり、それらが正しく医療機関の採用担当者に伝わらなければ、採用に至ることはありません。 しかしながら医師であっても、病院やクリニックで働くということは、企業で働く社会人と同様のはずです。 医療に直接関係しないものの、他の応募者と差別化できたり、優位に立てるアピールポイントはないのでしょうか。
日本には外国人が多く来日しており、近年その傾向はますます強くなってきています。
ビジネスや観光で来日する人だけでなく、日本に住んでいる外国人も非常に多いのが現状です。
特に都市部には外国人の方々が多く、東京ではオリンピックの開催があり、観光都市である京都にも多いでしょう。
このような環境であるため、外国人が医療機関に診察を受けに来るケースは今後ますます増えるはずです。
英語はこのような場合に非常に役に立ちます。
医師は一般の人々より、英語の基本ができる方がほとんどでしょう。
しかしながら読み書きはできても、ヒアリングや会話となると十分とは言えない方が一気に増えてしまいます。
これは日本の英語教育に問題があるのかもしれませんが、英語で外国人とコミュニケーションができるかどうかは、日本の今後の医療現場では重要な要素となってきます。
また日本を訪れ、医療機関で診察を受ける可能性があるのは、英語圏の人々ばかりではありません。
近年特に多くの訪問がある中国や韓国の人々とコミュニケーションしなければならないケースもあるはずです。
これ以外にも色々な国の人々が日本を訪れるでしょう。
中国語や韓国語だけでなく、ロシア語やヒンディー語など、どのような言葉であっても、海外の人々とコミュニケーションができることは、今後の日本の医師にとっては大きなアピールポイントになり得るのです。
学生時代から現在まで、スポーツに真剣に取り組んできた経験のある医師は多いでしょう。
学生の頃はラグビーやサッカーなどの団体競技であったり、剣道や柔道などの武道をやり、今はゴルフに取り組んでいる、などの方も多いはずです。
実はこのようなスポーツへの取り組みもアピールポイントとして成立するのです。
例えば団体競技であれば、チームワークは必須のものとなります。
チームワークが必須のラグビーやサッカーなどに取り組んできた経験は、チームワークが取れる医師であると認識されます。
武道を続けてきたのであれば、己の精神を鍛えてきたため、それが仕事への姿勢にも表れると理解されることが多いでしょう。
このように、スポーツ経験は医師の内面を推し量る材料として活用されるだけでなく、実際の医療の現場でも活用することができます。
外科や整形外科などでスポーツ外傷の患者を診る場合など、どのような場面で怪我をしたかを聞くだけで、怪我の様子が分かり、再発予防を指導することもできるはずです。
またリハビリ科などでも、自分の経験と照らし合わせながら指導することができるため、スポーツ経験が効果的に働きます。
医師は疾病を治療するという大きな社会的役割を担っています。
そのため、自分の社会的役割を果たす手段としてボランティアに関わる医師も多くいます。
災害地域や海外の発展途上国でのボランティア活動、地域の人々に対する医療貢献活動などが挙げられます。
災害地域でのボランティア活動は、緊急時やパニック時の対応が重要になるため、これらを経験していることもアピールできるポイントとなります。
また発展途上国や地域への医療貢献活動などは、医師としてのスキルを向上させることにはつながりませんが、どのような形であれ、医師のボランティア活動は医師本来の社会的役目を果たしています。
このような実績は医師の医療に対する姿勢を表しており、どの医療機関においても高く評価されます。
医師の仕事に就く人は、ほとんどの場合、一生医師を続けていくはずです。
勤務先が変わる転職をしても、職業は常に医師です。
そのため、医師以外の仕事に就いた経験はなく、それに関する知識も乏しくなってしまうのが常でしょう。
しかし中には、医師以外の職業を経験した後に医師になった人もいるはずです。
このような場合、同年齢の医師と比べて経験が少ないと考えてしまうかもしれませんが、転職を考えた場合には、医師以外の仕事の経験が役立つことがあるのです。
例えば銀行や税理士事務所、会計事務所などに勤務していれば、経理面や税務関連の知識は豊富なはずです。
また営業職であれば、そこで得たコミュニケーション技術は、患者とのコミュニケーションに役立つはずです。
広告やPR会社などに勤務していれば、医療機関に患者を集めるための効果的な方法も考えられるはずでしょう。
つまり医師としては遠回りをしたかもしれませんが、その分、他の医師が会得できなかった特別な何かを身に付けているのです。
これらを自分の欠点とするのではなく、アピールポイントとして積極的に活用していくべきなのです。
上記では、医師として転職する際、少しでもアピールできる医療以外のポイントの例を挙げてみました。
これらはあくまでも例であり、実際にアピールできるものはもっと多くあります。
例えば特定の趣味に没頭しているのであれば、何らかのアピールできるポイントが必ずあるはずです。
すなわち、医師だから医療に関してだけをアピールしなくてはいけないと考える固定観念が、自らのアピールポイントを見えなくしているケースも多いでしょう。
固定観念を取り去って、自らをもう一度見直してみてください。
きっとアピールできる何かが浮かび上がってくるはずです。