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転職に際して必要になるものとして、履歴書と職務経歴書があります。 特に職務経歴書は、医師として今までどのような職務に携わってきたかが分かる資料となります。 医療機関が最も重視するのは、医師の実績であり、経験です。 それが採用の合否を大きく左右することは間違いありません。 採用確率を高めるために重要な職務経歴書の書き方とはどういうものでしょうか。 また、どんな点に留意して書けば良いのでしょうか。 詳しくご説明しましょう。
目次
職務経歴書の最初に記載するのが職歴です。
職歴は職務経歴書の中で最も重要な項目です。自分の魅力を特に詳しく伝えられるようにしましょう。
求人に応募してくる全ての医師の職歴は、基本的に似通っているはずです。
そんな中で他の医師と差別化させ、この人を採用したいと思ってもらうためには、より具体的な情報を記入する必要があります。
手術や治療の実績、年度ごとに症例数などの**数値情報を具体的に記入すれば、説得力を持ってアピールできます。また治療に直接関係していなくても、医師としての姿勢が分かるような取り組み、例えば医療関連プロジェクトや地域のための指導プロジェクトなどは、医療に対しての取り組み姿勢を知ることができます。
これらの情報もできる限り記載するようにしましょう。
職務経歴書には、「免許・資格等」も記入します。
医師免許などについては、すでに履歴書に記載しています。職務経歴書では、一般的な資格についても記入して下さい。
例えば、医師の仕事に直接関係しない自動車運転免許も、在宅医療など新しい医療の形が生まれてきている現在では必要な資格となります。医師の求人にプラスに働くかどうか分からない、といった一般的な資格でも、できるだけ記載するようにしましょう。
職務経歴書には専門分野や所属学会についても記入します。
専門分野については診療科を記載するのではなく、専門医資格などを保有する専門分野について記載するようにしましょう。専門医資格が一般内科であれば、高脂血症、高血圧などの具体的記載が重要です。
もし転職希望先が、例えば高血圧に注力していることが事前に分かっていれば、必ずこの内容を記載するべきであり、記載によって強く関心を持ってくれるはずです。
所属学会は、専門医資格を認定されている学会だけでなく、参加している学会全てを記載しておきます。これ以外にも、勉強会など医師としての医療技術向上にかかわるものも記載しておくべきです。
職務経歴書にも自己PRを記載します。
職務経歴書の自己PRは、履歴書より専門的で、より明確な形で記載するようにしましょう。理想的には、専門分野や所属学会などの専門性をどれほど活かすことができるか、またこれらが医療施設にどれほど貢献できるかが分かるようになっていることが望ましいでしょう。
しかしながら、医師が具体的な自己PRをするとなると、どうしても文章量も増えてしまいます。その場合は文章構成を工夫し、一部を箇条書き形式にしたり、見出しをつけたりすると読みやすくなります。
採用担当者の読みやすさも意識した自己PRを作成することで、医師としての強みをしっかり伝えることができるのです。
上記のように、職務経歴書は自分が今までに得た知識や経験を具体的に示すものですが、それらをただ羅列しても意味がありません。
職務経歴書は、採用担当者が興味を持つ確率の高い内容をアピールする資料にもできるのです。つまり、応募した医療施設が現在注力している分野や、今後注力しようと考えている分野が職務経歴書に記載されていれば、採用担当者の目に留まるはずです。
すなわち、これらの情報を事前に入手しておくことが転職を有利に運ぶためにも重要になってきます。
転職サイトに登録しておけば、担当するコンサルタントから医療施設に関する詳しい情報を入手することができます。
その情報に対して敏感に対応していけば、おのずと有利な職務経歴書が作成できるはずです。転職サイトは有効活用するべきではないでしょうか。